「生地の表と裏がどちらかわからない!」
いざ使おうと思ったときに生地を見て困ってしまうことが……
ここでは、生地の表と裏の簡単な見分け方をご紹介。
簡単なポイントを押さえておけばOKなので、表裏で迷っている方はぜひチェック!
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生地の表と裏の見分け方
基本的には柄が綺麗に見える方、光沢がある方が表です。
下の画像のように裏が薄くなっているものはすごくわかりやすい例。
しかし、そうでない生地の場合「どっちが表かな?」と迷ってしまうことも。
そんなときに使える!
簡単な見分け方のポイントを押さえていきましょう。
その1 生地の織目をチェック
生地をよく見たときに斜めのラインが入っていることがあります。
その場合は生地を縦横にそれぞれ引っ張っり、伸びやすい方向、伸びにくい方向を確認し、伸びにくい方向が縦になるように置きます(下の画像の矢印は伸びにくい方向を示しています)。
そして生地の織目をよく見ます。
カタカナの「ノ」の字のように右上から左下にラインが見える方が生地の表です。
反対に左上から右下にラインが見える方が裏です。
その2 生地の耳をチェック
生地の耳を見て見分ける方法もあります。
耳の側にある穴が下から上に突き刺しているような跡になっている方が表と言われています。
下の画像では左側が下から上に突き出たような跡になっているので、こちらが表です。
表と裏が判断できない場合
上記の見分け方を知ってから表と裏で迷うことは減りましたが、生地の織り方が異なり斜めのラインがなく、また耳も残っていない場合など、どうにも表裏が判断できない場合があります。
そういう場合はどうすべきか……
私は好きな方を表と決めて使っています。
自分が一見して判断できないということは、他の人もそう簡単に表と裏はわからないのではないかなと思います。
あえて裏を表として使用するおしゃれもあるので、間違えていたとしても大丈夫なはず!
生地の縦と横の見分け方
生地の表と裏がわかったら、いざ裁断……となる前に、今度は生地の縦と横も確認しておきましょう。
生地の織目で見分ける方法で軽く紹介しましたが、生地には伸びにくい方向=縦、伸びやすい方向=横があります。
引っ張ってみたときの伸縮をチェックしてみて下さい。
- 伸びにくい方向が「縦」
- 伸びやすい方向が「横」
耳がある生地の場合、耳のある辺に対して平行な方向が縦です。
正しい方向で裁断することで、型崩れが起きにくくなります。
生地を裁断する前は、方向もチェックしましょう。
まとめ
布の表と裏の見分け方&縦と横の見分け方をご紹介しました。
表と裏の見分け方を知ったことで、私自身迷うことがかなり減りました。
この見分け方が当てはまらないケースもありますが、わからない場合は自分が決めた方が表でOKだと思います。
裏表がわかれば自ずと縦横もわかることが多いかと思いますが、生地の方向の確認もお忘れなく!