「刺繍って実際どんなものにできる?」
「どんな生地でも刺繍できる?」
刺繍を始めてみたいと思う方の中には「刺繍って実用的に使えるのかな?」と感じている方も少なくないはず。
私は「ドール服に刺繍を入れてみたい!」というモチベーションで刺繍を学びましたが、刺繍って結構色々なものに使えるんだなと感じています。
ここでは、刺繍の利用用途についてご紹介!
- どんなものに刺繍できる?
- 刺繍の強度は?簡単にほつれない?
- 刺繍をしやすい生地・しにくい生地は?
という点について、ご紹介していきます。
【刺繍の活用例】よく使うものこそ刺繍を入れて愛着アップ!
ワンポイント刺しゅうがあるだけで華やかさがアップ。
実際に刺しゅうを入れて使用しているアイテムをご紹介します。
巾着袋
私はフェリシモの刺しゅうキットで刺繍を練習しましたが、「習ったステッチを使って作品を作ってみよう!」という課題で作ったのがこちら↓
シンプルな袋が刺しゅうのおかげですごく可愛らしい姿になったことに感激しました!
巾着袋はティッシュやメガネを入れるバッグインバッグとして重宝。
バッグの中が整理されるし、可愛い刺繍が目に入るとハッピーな気分♪
フェリシモの刺繍キットでは全22種類のステッチを学べます。
・どんなステッチを練習できる? ・習ったステッチでできる作品は?
という点をこちらの記事でご紹介しています↓
ピンクッション
ハンドメイドをする方なら、刺しゅう入りのピンクッションを作るのもおすすめ!
100均で購入したクロスステッチのキットを使用して、ピンクッションを作ってみました。
キットの布はステッチをしやすいように加工されているので、針が刺しやすい♪
こちらのキットは本来はコースターを作るものでしたが、こんな使い方もアリだと思います!
使用したクロスステッチキットについてはこちらの記事で紹介しています↓
100均の刺繍キットでクロスステッチに挑戦!初心者でも簡単&かわいい仕上がりマスク
子供のマスクを手作りするなら、刺繍でちょっと手を加えてみると可愛さアップ!
我が家ではマスクへの刺繍は子供から大好評!
ワンポイントでも可愛いですが、小さい子だとアニマル顔になれるような刺繍はすごく嬉しいようです。
ただ、ガーゼ生地は薄くて柔らかいのでちょっと歪みやすい!
注意して刺すことをお勧めします。
ブローチなどのアクセサリー
こちらはセリアで購入した刺繍キットの作品。
フェルトに動物の刺繍をしてブローチを作りました。
付け外しができるアクセサリーなら、気分に合わせて付け替えられる!
初心者の作品でも、サテンステッチを使った刺繍は結構立派な感じに見えます。
子供のバッグに付けましたが、ワンポイント付いて特別感が出るようで喜んでもらえました!
セリアの刺繍キット作成の流れや作ってみた感想をこちらの記事でご紹介しています↓
セリアの刺しゅうキットで動物ブローチづくり!初心者でもできる?ドール服
趣味でドール服を作っていますが「ワンポイント入れたい」「裾にだけ柄がほしい」と感じることが。
刺繍ではそんな希望が叶うので、オリジナリティ満載の作品が作れます。
シルエット的にはシンプルでも、刺しゅうがあると華やかだし可愛らしさが格段に上がると思います!
ほつれや崩れは起こらない?刺繍の丈夫さをチェック
刺繍をして使用しているものを上で紹介しましたが、使っている内にほつれてきたと感じるものはありません。
マスクは使う度に手洗いしていますが、洗濯しても糸が緩むことはなし!
使用した刺繍キットでは、刺繍の終わりは数目くぐらせてから糸を切ればOKとの説明が。
「これだけでは緩んでこない?」と心配がありましたが、割と丈夫なんだなと実感しています。
ボコッとしてしまうのが難点ですが、ほつれが心配な部分は玉結びすることも。
しかし、サテンステッチなら針をくぐらせるだけで十分だと思います。
刺繍を始める前に気を付けたいこと
刺繍入りアイテムを作りたいときに注意したいポイントはこちら。
刺繍をしやすい生地・しにくい生地はある?
実際色々な生地に刺繍をしてみて感じたことですが、以下のような生地は慣れない内は不向きかなと思います。
- ガーゼのような薄手の生地
- 皮やデニムなどの厚手の生地
薄すぎず厚すぎず適度にハリのある生地が刺しやすいです。
個人的にはアイロンをかけたときに折り目がしっかりつくような生地が刺繍しやすいなと思います。
ガーゼのような薄手の生地だと糸を引いたときに締めすぎることで生地が歪みやすく、逆に厚手の生地だと針を通すだけで力がいるし「刺す位置を間違えた!」となったとき、針を抜いた跡が穴になって残りやすいかなと思います。
刺繍は何を作るか決めてからスタート
刺繍入りのアイテムを使用したいなら、何を作るか考えてから刺繍をするのがいいかなと思います。
「とりあえず布に刺しゅうをしてから何にするか考えよう」だと、刺繍の大きさや幅によって作れるものが限られてしまう気がします。
また、既に完成されているものに刺繍を入れるのも場合によっては難しく感じることも。
例えば完成後の巾着袋に刺繍を入れようとすると、奥の方に刺繍をするのは結構やりにくいかなと思います。大きな図案だと尚難しいかも……
刺繍をするのは、作るものを決めて生地を裁断した後がやりやすいと思います。
巾着袋なら生地の裁断後、子供用のマスクの場合ガーゼ生地は薄いので裁断後少し縫って厚みを出してからの方が刺繍しやすいです。
「ここに刺繍を入れてこんなものを作ろう」と考えてから作るのがやりやすいと思います。
まとめ
実際に行っている刺繍の活用例をご紹介しました。
色々なステッチがあるので、キャラクターから模様まで刺繍は自由度も高いなと思います。
ワンポイントでも可愛いので、よく使うものに自分でした刺繍が入っているとより愛着が増すはず!
刺繍入りアイテムはお気に入りになること間違いなし!