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ドール服作成において、マジックテープは留め具としてかなりメジャーなアイテム。
自分で作る場合はもちろん、市販の服もマジックテープを使っているものがほとんどです。
しかし、マジックテープ以外にも留め具には様々な種類があります。
「表地に縫い跡を付けたくない」
「子供が遊ぶので丈夫に作りたい」
素材や場合に応じて留め具の種類を変えてみるのもおすすめ!
ここでは、ドール服の留め具に注目!
留め具の特徴や付け方をご紹介していきます。
ドール服作りに使える留め具の種類は?
ドール服作りでは、以下の留め具を使用する方法があります。
- マジックテープ
- スナップボタン
- 糸ループ
- ボタン
- スプリングホック
それぞれの特徴や付け方をご紹介します。
マジックテープ
ドール服では最も出番が多いマジックテープ。
チクチクしている面(オス)とふわふわ柔らかい面(メス)をくっつけることで留まります。
縫製タイプとアイロンタイプがあり、表地に縫い跡を付けたくなければアイロンタイプを使うのがおすすめ。
100均でも売っていますが、手芸店で売っているものの方が剥がれにくく丈夫な気がします。
マジックテープのオス(チクチクしている方)を左側の表に、メス(ふわふわしている方)を右側の裏に付けます。
上の黄色い服のようにオスを服の表の上に重ねて縫い付ける方法の他に、下のピンクの服のように服の下からマジックテープを半分重ねるように縫い付けるやり方があります。
子供が扱うなら前者の方が簡単ですが、後者の方がバックスタイルがスッキリ見えるメリットが!
マジックテープの面を合わせるだけで留められるので、小さいお子さんでも簡単に着脱可能!
ただし、生地によってはチクチクした面が引っ掛かりやすいこともあるので注意が必要です。
スナップボタン
凹と凸の金具を縫い付け、カチッとはめて使います。
重ねたとき、上に凸がくるように縫い付けます。
上の画像のスカートは左側の表に凹側、右側の裏に凸側がくるように縫い付けています。
凸側は縫いしろの裏から針を入れてスナップの穴に通します。
4つある穴にそれぞれ糸を2~3回通して外れないように固定。
縫いしろの裏側で玉止めすれば、表からは気になりません。
凹側も同様に縫い付けます。
四カ所を糸で留めるので、外れにくく丈夫。
生地に引っ掛かることがないので、生地を傷める心配もありません。
トップスに使う以外にもスカートを作る際に重宝します。
ウエストにゴムを入れるとウエスト部分に生地が寄ることでゴワゴワした感じになることがありますが、スナップボタンを使えばウエストもスッキリ!
ただ、厚みが出る分薄手の生地ではスナップボタンを付けた部分のボリュームが気になるかもしれません。
ぽぽちゃんやメルちゃん用なら100均でも購入できる8mmサイズで十分ですが、リカちゃん・ブライス用なら5mmくらいがいいかも。
糸ループ
糸でつくった輪にビーズやボタンをを通して留めます。
ビーズ(またはボタン)と糸くらいなら家にあるという方も多いのでは?
家にあるものでできる、準備の手軽さがポイント◎。
1.ビーズを付けた位置と合うよう糸ループを作る位置を決め、生地をすくうように針を通します。
2.輪が残るように1で通した針を引き抜き、その輪に針から出ている糸を通します。
3.輪に通した糸を引き、輪を小さくします
4.輪が結び目のように小さくなったら、今引いている糸の輪に2と同様に糸を通して下さい。
通した糸を引き、輪を小さくするを繰り返します。
5.これを繰り返し、ビーズを通せる長さになったら最後は輪に針を通します。
編んだ後が輪になるように生地に縫い付けたら完成。
輪に糸を通して引っ張ることで糸を編み込んでいきますが、この長さがビーズに対して短いと留めにくく、長いとゆるゆるで取れやすくなってしまうので注意!
ボタン
一方にボタン、もう一方にボタンホールを作ります。
ボタンホールを作るのは難しそうな感じがしますが、ボタンホールを作る機能があるミシンを使えばすごく簡単に作れます!
私が使用しているコンピュータミシンをベースに、ミシンでのボタンホールの作り方をご紹介。
1.ボタンホールをつくる位置にチャコペンなどで印を付けます。
2.ボタン穴かがり押えの台皿を引いてボタンをセットします。
3.ボタン穴かがり押えをミシンに取り付け、ミシンでボタンホールを作るモードを選択します。
上糸を押えの穴から押えの下に通します。
4.押えの赤い印と布地につけた印の手前側(下の画像の赤丸部分)を合わせ、押えを下げます。
5.ミシン本体のボタン穴かがりレバーを下げたら準備OK。
上糸を軽く持ちミシンをスタートさせます。
あとはミシンが自動で縫ってくれるので終わるまで待つだけ!
6.布地を取り出します。
縫った部分を切らないよう、ボタンホールの上側にまち針を刺してからリッパーで穴を開け、切り開いたら完成です。
ちなみに私が使用しているミシンはbrotherのコンピュータミシン。
ドール服も娘の幼稚園グッズなども全てこのミシンで作成しています。
数年前に購入したものなので廃盤になってしまったようですが、今販売しているものの中ではPS202/PS203、PS202X/PS203Xあたりがよく似ているように思います。
小さいお子さんの場合、ボタンを留めるのに苦戦するかもしれませんが「いい練習になる」と考えて、敢えてボタンにするのもいいかも!
スプリングホック
両側に小さな金具を付け、ホックを引っかけて服を留めます。
裏地側にそれぞれ鉤(ホック)と輪(アイ)のパーツを縫い付けます。
それぞれのパーツにおいて、金具が輪になっている部分に糸をくくりつけるように縫い付ければOK。
金具は小さく目立ちにくいので縫い目が服に響きにくいですが、小さいお子さんの場合、ホックが留めにくいかもしれません。
ドール服作りにはどの方法がおすすめ?
ドール服の留め方を5つ紹介しましたが、用途や素材、服のイメージによって使い分けるのが正解だと思っています。
子供用?大人用?用途別おすすめ
子供のためのドール服なら……
簡単に付け外しができるマジックテープや、多少雑に扱われても取れにくいボタンやスナップボタンがおすすめ。
大人がドール服を楽しむ目的なら……
服に縫い跡が響きにくい、糸ループやスプリングホックもアリ。
手芸店などで売っているドールサイズの小さなスナップボタンもおすすめ。
子供の場合、多少引っ張られても取れにくいもので付けた方が◎。
大人の場合は、服がきれいに見えるやり方を選ぶのがいいかと思います。
素材や服のイメージを重視することも大切
服にレースやチュール素材を使う場合は、引っ掛かりやすいマジックテープやスプリングホックは避けた方がいいかもしれません。
また、糸ループの場合は片側に付けるビーズやボタンは良くも悪くもアクセントになる可能性大。
ビーズの厚みの分ボリュームが出たり、柄物の生地とマッチしなかったり、悪目立ちする恐れも……
服のイメージを損なわないやり方を選ぶこともポイントです。
まとめ
ドール服の留め具についてご紹介しました。
私自身マジックテープをめちゃくちゃ多用していますが、時々背中の縫い目の跡がイヤだなぁと思うことが。
マジックテープの扱いにお悩みの方は、違うやり方をとってみるのもいいと思います。
留め方を変えてみることで服の印象も変わり、ドール服作りをもっと楽しめるはず!
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