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Tシャツの素材のような伸びる生地ってミシンで縫うのが難しい!
あまり伸縮しない生地と同じ調子で縫ったところ、のびのびになってしまった経験があります。
とくに襟ぐりなどが伸びてしまうと、すごくダルダル感が……
「テクニックが要るのかな?」と思っていましたが、縫うときにちょっと工夫するだけで伸びなく縫えるようになったので、伸びやすいニット生地を縫うときのポイントについてご紹介していきます。
ぬいぐるみやドール用の小さな服を作ったときの経験に基づいています。
人間用となると、対応できない部分があるかもしれません。
ニット生地を上手く縫う必需品はトレーシングペーパー!
ニット用の生地を縫うポイントについて色々と調べましたが、「これがあるだけで全然違う」と感じたのはトレーシングペーパー。
生地の下にトレーシングペーパーを敷いた状態で縫うと、生地が引っ張られたりよれたりするのを防ぐことができます。
これだけで、ほぼ伸びなく縫うことができるようになりました!
トレーシングペーパーありとなしの仕上がりを比較
実際トレーシングペーパーありで作ったものと、なしで作ったものを比較してみると、襟ぐりの印象が全然違う!
横伸びしやすいので、なしで縫うとダルダルになりやすいですが、トレーシングペーパーがあることで伸びた感じがない仕上がりになりました。
トレーシングペーパーの使い方
型紙に合わせてカットしたり……なんて必要は全くなく、縫うラインにトレーシングペーパーが重なるよう適当な大きさに切って敷くだけ。
縫っている最中にトレーシングペーパーが足りなくならないように、気を付けるのは配置くらいかなと思います。
縫い終わったら、手で千切っていけば簡単に取り外せます。
薄い紙なら……と手近なものでティッシュを使ったこともありますが、外すときに繊維が残ったので、薄いけど硬さもある紙=トレーシングペーパーが使いやすかったです。
難しいと思っていた伸びやすい生地でも、トレーシングペーパーを敷くだけで、型紙通りの大きさで仕上げることができました。
トレーシングペーパーは100均でも購入可能
ハンドメイド用だと「ハトロン紙」もよく見聞きしますが、ちょっと使いたいくらいなら100均のトレーシングペーパーで十分かなと思います。
セリアのものは110円でA4サイズ12枚入りでした。
縫っている最中に破けることはなく強度も十分!
縫い終わったら綺麗に外せる点でも使いやすかったです。
あとはクッキングシートなんかもいいみたい。
つっぱり感を防ぐにはニット用のミシン糸
ニット生地を縫うなら糸もニット用にするのがおすすめ。
伸縮のいい生地には伸縮のいい「糸」がマッチ
伸びる伸びないとは別の話になりますが、ニット生地を縫うときに通常のミシン糸を使ったところ、生地は伸びるのに対して糸は伸びずつっぱり感が……
袖口を広げようとしたものの、全然広がらない違和感のある仕上がりに。
無理に引っ張って糸がぷちっと切れてしまったことがあります。
そもそも縫っている最中からよれやすい感じもありました。
ニット用のミシン糸は伸縮性があるため、ニット生地を縫うなら糸もそれに合わせたものを使う方が仕上がりが自然かなと思います。
100均ではニット用はないかもしれないので、手芸屋さんかネットで買うのがいいかなと思います。
ナイロン製の「レジロン」のミシン糸が有名かなという印象があります。
仕上がりにこだわるなら「針」もニット用がおすすめ
さらに、完成度を上げたいなら針もニット用にしておく方が仕上がりが綺麗になるかなと思います。
普通のミシン糸でも縫えますが、針が通ったところは穴が空いたようになることも……
ニット用のミシン針なら、穴が目立つことはなく綺麗に仕上げることができました。
数本セットで300~400円くらいで買えるので、ニット生地を割と使う予定があるなら買っておいてもいいかも。
まとめ
ほかにもテクニックはあるようですが、トレーシングペーパーを敷くだけでほぼ伸びやすい悩みは解決できたように思います。
下に1枚敷くだけで、かなり縫いやすくなりました。
また、糸もニット用にすることで伸縮性が加わり、完成度が上がるように思います。
通常の糸だと、縫っている間によれていく点も気になったので、ニット用の糸を使う方が縫いやすさの点でも変わるかなと思いました。
ニットを縫う際には、紙と糸と針がポイントかなと思います!