SNSで見掛けたシーリングスタンプの動画。
「自分でもできそう!」「やってみたい」と感じた小3の娘からの強いリクエストで、道具を一式揃えました。
手順はシンプルで初めてでも楽しめたのですが、失敗することも度々……
ただ、何度もやっている内にだんだんと気を付けたいポイントがわかってきたので、初心者がシーリングスタンプで失敗しがちなポイントと対処法をご紹介していきます。
体験してみて「こうすればよかったんだ」とわかった点をご紹介していきます。
これからはじめてみたいという方の参考になる点があれば嬉しいです。
シーリングスタンプの仕上がりに関する失敗
スプーンに入れたシーリングワックスをろうそくで溶かし、垂らしたものにスタンプを押す……という手順で行っています。
ちなみに道具一式は、Amazonで2,000円ほどで購入しました。
⇒シーリングスタンプセット
やることは結構シンプルですが、実際やってみると失敗も多い……!
初心者が直面した失敗から対処法までをご紹介していきます。
【失敗1】ワックスの量が少なくて仕上がりが悪い
シーリングワックスは使用する量がポイント!
ワックスの量が少ないとスタンプが上手く押せず、薄っぺらい仕上がりになり見栄えが悪いです。
大体ワックスを何個入れたらいい、スプーンのこのラインまで溶けてたらちょうどいいなど、自分の中のベストを見つけておくと失敗しにくいかと思います。
多少多めに溶かしてしまっても垂らすときに量を調節すればいいので、少なすぎるよりはいいかなと思います。
【失敗2】スタンプを強く押しすぎて抜ける
溶けたワックスを垂らしたらあとにスタンプを押せば完成ですが……
スタンプを強く押しすぎた所為で、丸く抜ける失敗が何度かありました。
ギュッと押しすぎないように注意が必要です。
ただ、もし失敗してしまった場合は……
失敗したもの同士の枠と中身を入れ替えて新しいデザインにするのもアリ!
あえて作ったような仕上がりになり、逆に成功した気分になれました。
【失敗3】すぐにスタンプをしないと模様が上手く写らない
溶けたワックスを垂らした後は、どんどんワックスが固まり始めます。
垂らしたらすぐにスタンプを押し付けないと、上手く模様ができません。
「垂らしたらすぐに……!」くらいの気持ちでスタンプを押せるよう、どのスタンプを使うか事前に決めておくことが大切です。
【失敗4】せっかく複数色使ったのに混ぜ過ぎてマーブル感ゼロ
違うカラーのシーリングワックスを組み合わせて溶かすと、マーブル模様になるのがおしゃれ!
ただ、スティックなどでスプーンの中のワックスをかき混ぜる際に、混ぜ過ぎてしまうとマーブル感がなくなってしまいます。
マーブル模様で仕上げたいなら、混ぜ過ぎは厳禁です!
後片付けが大変?!道具の使い方に関する失敗
仕上がりも大事ですが、道具の使い方にも注意したいポイントが!
「後片付けが大変……」と感じてしまった失敗と対処法をご紹介します。
【失敗5】スプーンに煤が付く
キャンドルホルダーの下にキャンドルを置いています。
100均でちょうどいい大きさのキャンドルを見つけたので使ってみたのですが……火の勢いが強いのか、スプーンの裏が煤だらけになってしまいました。
キャンドルが不完全燃焼を起こしてしまうと、煤が出てしまうそう。
炎の色が青っぽい場合は酸素が十分に足りていますが、酸素が足りていない場合(不完全燃焼を起こしている場合)は黄色っぽい炎になるので要注意です!
簡単な対処法としては、キャンドルの芯を短くカットすること。
火の勢いが抑えられることで、煤の発生も起こらなくなりました。
【失敗6】ワックスの量が多くてスプーンから溢れる
「ワックスの量は少ないよりは、多少多めに……」と上で述べましたが、逆に多すぎるのもNG!
入れすぎた結果、熱して溶けたワックスがスプーンから溢れてしまう失敗がありました……
垂れたワックスの所為で、キャンドルホルダーがベタベタに……(涙)
キャンドルホルダーもめちゃくちゃ熱くなっているので、すぐに拭き取るのは危険!
キャンドルから外して、キッチンペーパーなどで拭き取ります。
ワックスを溶かすときは、一気に入れずに少しずつ足すように入れていくと失敗が少ないと思います。
【失敗7】スプーンに残ったワックスがうまく取れない
溶けたワックスを全て垂らしたつもりでも、多少はスプーンに残ります。
まだスプーンが熱い内ならキッチンペーパーなどで拭き取れば大方取れますが、時間を置いてしまうと固まってしまい、拭き取ることはできません。
ただ、再び火で温めればワックスが溶けるので、拭き取ることはできます。
しかし、スプーンによっては固まってしまったワックスをペリッと簡単に剥がせるものもあるので、毎度熱い思いをしながら片付けるのがイヤ……という場合は、スプーンを変えてみるのもおすすめです。
剥がせるスプーンに変えたところ、残ったワックスを簡単に剥がすことができました!
⇒シーリングワックス スプーン
子供がシーリングスタンプを行う場合に注意したいポイント
シーリングスタンプは火を使うため、お子さんが行う場合は特に以下の点に注意!
火傷に注意
火で熱したスプーンやワックスはとても熱くなっています。
熱い状態で触れてしまわないように注意!
ワックスが冷えて固まっていなければキッチンペーパーなどで拭き取れます。
スプーンが熱い状態で拭き取ることもあるかなと思いますが、ここは親がやってあげた方がいいかなと思いました。
スプーンの先だけでなく、柄のあたりも熱いです。
拭き取るつもりがうっかり触って火傷……ということになりかねません。
また、垂らしたワックスも暫くは熱いので、スタンプを押した後も暫く置いておくことをおすすめします。
キャンドルの扱いに注意
火を灯したキャンドルは、ロウが溶けた状態。
火を消して置いておけば固まりますが、暫くは液状なので扱いには注意が必要です。
フーっと息を吹きかけて火を消したくなりますが、溶けたロウが飛び散る可能性があるので、ピンセットなどで先端をそっと沈めるように消すのが正解!
(その後先端を表面に出します)
また、火を消した後も、固まるまでは放置しておくことをおすすめします。
早く片付けようと思って持ち上げたところ、ロウをこぼしてしまいました(泣)
幸い固まった後に拭き取って綺麗になりましたが、片付けが逆に大変になったのでキャンドルだけは暫くノータッチをおすすめします。
まとめ|失敗も多いけどシーリングスタンプは楽しい
シーリングスタンプで実際に起こった失敗についてご紹介しました。
模様が上手く出ない、小さい、大きすぎたなど仕上がりの形が悪い場合は、もう一度溶かしてやり直すことが可能です。
「失敗した!」と思っても、割とやり直しがききます。
また、火を扱うので特に気を付けたいのは火傷。
お子さんが行う場合は、特に注意した方がいいかなと思います。