作成したドール服を着たお人形の写真をインスタにアップしていますが、なんだか写真が映えない……
「背景がいつも同じだから?」
「写真を撮る場所が悪い?」
そこで、映える写真を撮るためにドールハウス作りにチャレンジ!
完成したドールハウスをバッグにした写真を投稿してみたところ、いいね&フォロワー数が急増しました♪
ここでは、ドールハウスの作り方&インスタの投稿写真の変化をご紹介。
簡単にできるので「もっと映えた写真が撮りたい!」という方はドールハウスを作ってみてはいかがでしょうか?
100均材料で作るドールハウス 完成イメージはこちら
まずは、完成したドールハウスのご紹介から。
常に置いておいて愛でるためのドールハウスではなく、インスタ用の写真を撮ることが目的。
コンパクトなセットというイメージで作りました。
ちなみに私がインスタに写真をアップするドールは……
- メルちゃん
- ブライス
- ぽぽちゃん
- リカちゃん
これらのお人形はきちんと収まるサイズです。

写真を撮るときに背景のバリエーションが多い方がいいかなと思ったので、壁と床はパネル式で入れ替え可能。
写真を撮るときに好きな組み合わせを選んでテープでくっつける感じにしました。

そしてこのセットを背景に撮った写真がこちら↓

カメラを変えて遠近法も意識。
なんだかいい感じに撮れていませんか?
100均材料で作るドールハウス 材料
上のような写真が撮れるドールハウス。
材料は全て100均(ダイソー&セリア)で用意しました。

- 貼れるボード
- カラーボード
- リメイクシート
- デコパージュ
- デコパージュ専用液(オールマイティ)
- デコパージュ仕上げ液
- フォトフレーム
2つの違いは粘着面の有無。
貼れるボードは両面が粘着面になっています。
壁紙のバリエーションが欲しかったので、ボードは多めに購入。
全てカラーボードでもいいかもしれませんが、接着面が使えた方が便利かなぁと、
・リメイクシートを貼る用に貼れるボードを6枚
・デコパージュ用にカラーボードを2枚
の計8枚を購入しました。
また、セリアでも壁紙用のリメイクシートなどを購入。


- リメイクシート
- 芝生調シート
- 窓枠
- 造花などの小物
材料費はトータルで2,000円程。
これらの材料でドールハウスを作っていきます!
100均材料で作るドールハウス 作り方
ボードにリメイクシートやデコパージュを貼り、壁や床を作ります。
本来はそのまま貼って利用するリメイクシートなども、一工夫することでドールのサイズ感にあったものに!
ボードの準備
ダイソーで購入できる「貼れるボード」と「カラーボード」はどちらもサイズが450×300×5mm。
木製のボードもありましたが、重さやカットのしやすさからこちらのボードを選択しました。

片側の壁と床はこのサイズのままでOKですが、ドールの背面に置く壁はこのままではサイズが合いません。
2枚のボードを組み合わせて作ります。

2枚のボードを横に並べ、下に置いたカラーボードの長辺側と合う長さ(赤い点線)でカット。


ボードの片側にボンドを塗ってくっつけることで背面サイズの大きなボードに。

必要な枚数これを作成すれば、ボードの準備はOK。
ダイソーのボードコーナーで新たにこんなボードを発見!
パーテーションとして卓上で使用するものですが、素材はカラーボードと同じなのでドール用にも使えそう!

広げてみるとこんな感じ。

カットしたり貼り付けたりしなくても壁として使える!
使わないときは折りたためるので便利です。
サイズ調整で一工夫!
リメイクシートを使った壁&床の作り方
リメイクシートは片面が粘着テープになっているので、簡単に貼り付けることができます。
リメイクシートを使って壁や床を作る場合の材料はこちら↓
- リメイクシート
- 貼れるボード(ダイソー)
無地のリメイクシートならそのままボードに貼ればOKですが、柄の入ったシートの場合、サイズを調整しながら貼ることでよりドールにぴったりなサイズ感の背景に仕上がります。

ダイソーで購入したタイル調のリメイクシート。
絵(写真)ですが、立体感のある本物のタイルが並べられているよう。
人間サイズならそのまま貼ればOKなアイテムですが、ドール用なので正方形のタイル部分を4等分にカットしたサイズで貼り付けていきます。


1cm四方位にカットしながら貼るという超地道な作業。
娘に手伝ってもらいながら2時間以上かけて仕上げました(汗)
立体感のあるミニタイルの壁ができあがりました!

こちらもダイソーで購入した木製床のリメイクシートを使います。
そのまま貼ると床板の幅が広すぎるので、2cm位の幅でカットしてから貼り付けました。
はみ出た不要な部分は最後にカット。

同じ向きに貼り付けてはカットした意味が薄れてしまうので。
元々のシートに描かれている板と板の間の黒い部分は目立つので、なるべく避けて貼るようにしました。


貼れるボードのシートを剥がしてから接着面にリメイクシートを貼りましたが、接着面同士をくっつけるためか、失敗したときも剥がしやすかったです。
柄のあるリメイクシートではなく無地のものなら、カットせずにそのまま貼ればOK。
しかし、シートのサイズはボードより一回りほど大きいサイズを選ぶのがポイント。
45×90cmのリメイクシート。
ボードのサイズが45×30なので「横幅が同じ!」と思い、ボードと同じサイズにカットしてから貼ってみましたが、結果ずれた仕上がりに(汗)
ボードとジャストサイズにシートをカットしてから貼るのは、難易度が高いです。

ボードをカバーするくらいのサイズでシートを用意した方が、ずれやシワの心配が少なく仕上がると思います。
また、ストライプの壁紙は色の分かれ目でカットして少しずつ貼ったところ、シワなくきれいな仕上がりに。
一度に全て貼るのがうまくできるか不安な場合は、数センチずつカットしながら貼れば失敗は少ないかと思います。

デコパージュを使った壁や床の作り方
リメイクシートを使う以外にも、デパコージュを使って壁や床を作る方法もあります。
薄い紙に描かれた柄や模様を写し貼る方法のこと。

無地のカラーボードにデコパージュペーパーを専用液で貼り付けていきます。
- カラーボード(ダイソー)
- デパコージュペーパー
- デパコージュ専用液
- デパコージュ仕上げ液
- 筆
ちなみにダイソーのデパコージュペーパーは、5種類のデザインがセットになっています↓
今回はこの中から、一番上のレンガ柄を使用!

デコパージュを使った壁の作り方をご紹介。
1.カラーボードにデパコージュ専用液を垂らし、筆で満遍なく広げていきます。

2.デコパージュペーパーを数センチずつカットして貼っていきます。
一枚の紙を一気に貼るとシワになりやすいので注意!
(分割した割にシワになっていますが(汗)↓)

3.全面に貼り終えたら不要な部分をカットし、更にデパコージュ専用液を上から塗っていきます。

慎重に貼ることをおすすめします。

4.乾いたら今度はデパコージュ仕上げ液を同様に上から塗ります。

5.自然乾燥させたら完成です。

一応完成はしましたが…

結局シワは寄ってしまいましたが、これは味と思うことに。
水分を含ませるせいか、若干ボードが反ってしまったことも気になる……
デコパージュ、課題が多いです(汗)
ドールハウスをもっと華やかに!小物をプラス
壁や床ができたら、小物も投入すると温かさや華やかさがアップ!
セリアで丁度いいサイズの窓枠が売っていました。
ブラウンのみしか置いていなかったので、アクリル絵の具で白く塗ることに。
アクリル絵の具も100均(セリア)で購入!

子供に手伝ってもらったのでムラになってしまいましたが、手作り感&ナチュラル感が出ていい感じ♪

この枠の裏に水色の紙を貼り付け、壁にテープで貼って使用することに。
背景を彩るアイテムとしてお花などの小物も用意。
全てセリアの商品です↓

作成したボードを組み合わせ、裏側からマスキングテープで固定。
小物を置けば撮影準備万端です。

上の画像は床にボードを2枚。
左側の壁に1枚。
後ろに大きなサイズに調整したボードを2枚置いています。
少し離れて撮影するならこれ位あった方が見切れる心配がなく安心できますが、インスタ用の画像を撮るのなら床1枚、横1枚、後ろ1枚でも大丈夫かなと思います。
床や壁だけでもお部屋感は出ますが、家具を置くとさらに雰囲気が出せるかなと思います。
下はクチュリエ アミィのミニチュア家具キットで作ったソファ↓


自分で組み立てて作るソファ。
リカちゃんやブライスにぴったりなサイズ感です。
「作るのは大変?」
「どれくらいの時間でできる?」
「実際に写真を撮るとどんな感じ?」
作成の感想や実際にドールを使用して撮影した写真などをご紹介しています↓

ドールハウス使用で変わる?!インスタ画像の変化
これまでは、自宅の壁際でスマホのカメラで撮った写真をアップしていました。
こんな感じ↓

なんだか背景がさえない…
そして、今回作成したドールハウスをセットして撮ったものがこちら!
一気に温かみが増した感じに!
他にもブライスをモデルにしてこんな写真も撮れました♪

今まで「いいね!」は多少頂けてもフォローして下さる方は増えない状況でしたが、背景を変えてから4ヶ月ほどで100人以上増加!
コメントを頂けることも増え、嬉しい限りです(涙)
「ドール画像を撮るのは晴れた日でないとダメ?」
「画像編集は必要?」
ドールの撮影方法や画像の編集方法について、こちらの記事でご紹介しています。

まとめ
撮影用ドールハウスの作り方を紹介しました。
100均の材料だけでも、なかなかいい感じになったと思います。
100均によって置いてあるリメイクシートの柄が違うので、色々見てみるのも楽しいかも♪
ボードはマスキングテープで固定しているだけなので、剥がして別の組み合わせに簡単に変えられます。
服の雰囲気に合わせて背景を変えられるので、ドールにぴったりの映えた写真が撮れるはず!