秋冬に持ちたいファーの巾着バッグ。
ファー生地って手芸店に行かないと手に入らないのかなと思っていましたが、100均のファー小物から生地の用意は可能!
ダイソーの「なめらかスヌード」を使用してファー巾着を作ってみました。
ここでは、100均材料を使用したファー巾着バッグの作り方をご紹介します。
ファー生地をダイソーで入手!
秋冬からダイソーで見かけ始める「なめらかスヌード」。
肌触りのいいファーで首元を温められる人気商品。
100均にしては珍しく300円商品ですが「ホントに300円?」と思うほど高見えするアイテムです。
手触りもよくこのままでも素敵に使えそうなアイテムですが、これをファーバッグに作り変えることに!
この形を活かして……ということではなく、単純に糸を解いて一枚の生地に戻してからバッグを作ります。
ひねりのあるデザインなため、生地のサイズも結構大きい!
手頃なサイズのファー生地が安価で手に入るので、こちらのスヌードを使うのがぴったりです。
ダイソーでもファー巾着は売っていますが、サイズがかなり小さい!
大きめサイズがほしい方は手作りしてみてはいかがでしょうか?
ファー巾着バッグ 生地の準備
バッグを作る準備として、スヌードを1枚の生地に戻します。
縫い目の糸を切り、生地を開きます。
縫い目は結構粗いので簡単に糸は解けます。
糸を全て解くと1枚の生地に。
80cm × 48cm位のサイズです。
この生地を元にバッグを作っていきます。
この生地1枚で大きめのバッグなら1つ、小さめのバッグなら2つ作れます。
ファー巾着バッグ 材料
子供用にいい小さめサイズと大人の荷物もたっぷり入る大きめサイズ。
それぞれを作るのに必要な寸法はこちら。
- ファー生地・・・・48cm × 36cm位
- 裏地用の布・・・・48cm × 36cm位
- 紐・・・2本
- ファー生地・・・・72cm × 42cm位
- 裏地用の布・・・・72cm × 42cm位
- 紐・・・2本
ファー巾着バッグ 作り方
1.生地を裁断する
まず、作りたいサイズでファー生地を裁断します。
裏地用の生地も、表地(ファー生地)と同じ大きさにカットします。
2.表地と裏地を縫い合わせる
表地と裏地を中表に合わせ、まち針で固定します。
(生地の短辺側が縦、長辺側が横になるように置いています↓)
両端から4cm位のところを縫い合わせます。
3.返し口・紐通し口を開けてサイドを縫う
袋の口が中心にくるように表地、裏地をそれぞれ中表に合わせます。
このとき、2で縫った際の縫いしろを開いておきましょう。
袋の口を中心でしっかり合わせたら、ずれないようにまち針で固定します。
裏地側に返し口を8cm位、表地側に紐通し用の口を3cm程開けてサイドを縫います。
4.マチを作る
表地、裏地それぞれの底にマチを作ります。
以下のようなサイズ感になるように底の端を三角に折って縫います。
- 小さめサイズ・・・底辺8cm、縦4cmの三角形(下の画像)
- 大きめサイズ・・・底辺20cm、縦10cmの三角形
下の画像は表地のマチの写真ですが、裏地も同様のサイズ感でマチを作ります。
全てマチを作り終わるとこんな感じ↓
5.表に返して紐通し口を縫う
生地を表に返します。
袋の口から3cmくらいのところを縫い、紐通し口を作ります。
裏地側から見るとこんな感じ↓
6.返し口を縫い合わせる
返し口を縫い合わせます。
ミシンでも手縫いでもOKです。
7.紐を通す
紐通し口に紐を通せば、完成です!
ファー巾着バッグのサイズ感について
左が小さめサイズ、右が大きめサイズで作ったものです。
重いものを入れすぎると重みでバッグが伸びて見えるので、なるべく詰め込みすぎないようにした方がよさそう。
小さめサイズは子供が使うのにぴったり!
子供(3歳)が持つとこんな感じです↓
ちなみに紐は伸びる靴紐を使用。
伸びるので頭を通して斜め掛けにもできるので便利です。
まとめ
ダイソーのなめらかスヌードの生地を利用した、ファー巾着バッグの作り方をご紹介しました。
ファー生地が滑る所為で真っすぐ縫えていないところもありますが、毛足が長いお陰でミスが目立ちにくいです。
生地の端の処理なしでもOKなので、手間も少なく作れます。
材料費550円で作れる巾着バッグ、簡単にできるのでおすすめです!