針をチクチク刺して形を作っていく羊毛フェルト。
単純そうな作業に見えるけど「実際楽しい?」「作品は簡単に作れる?」
実際にキットを購入して作ってみることに。
ダイソーの羊毛フェルトキットに初心者が挑戦!
- 初心者でも簡単にできる?
- どれくらい時間がかかる?
実際にやってわかった羊毛フェルトの特徴をご紹介していきます!
ダイソーの羊毛フェルトキットを購入
ダイソーのハンドメイドコーナーで「羊毛フェルトキット」を購入。
手のひらサイズのマスコットを作れるキット。
犬やきつね、くまなど色々な動物のキットがありましたが、難易度★2つのパンダを選びました。
お値段はもちろん110円(税込)!
所要時間(目安)2.5時間~
本体サイズ:(約)縦7cm × 横4cm
キットの中身は?
羊毛フェルトに欠かせないのはフェルトとニードル!
こちらのキットはニードル付きなので、買えばすぐに羊毛フェルトを始められます。
キットの中身はこちら。
- 羊毛フェルト
- ニードル(1本)
- 目玉パーツ
- 丸カン
- ボールチェーン
ボールチェーンや丸カンは完成品に取り付けるためのもの。
気に入った作品ができあがったら、持ち歩くことができます!
キット以外に用意するものは?
キットの中身とは別に、用意した方がいい道具はこちら。
- 目打ち
- 木工用のり
- ペンチ
- はさみ
- 定規
- 羊毛フェルト専用マット or スポンジ
テーブルや手を傷つけないためにも、マットやスポンジなどのアイテムはマスト!
ちょうどいい大きさのものがない場合は、厚めの雑誌などでもいいかなと思います。
ダイソー 羊毛フェルトキットで作品作り
説明書は1ステップずつやり方が載っていてかなり親切!
どんな感じで作っていくのか、流れを簡単にご紹介します。
羊毛フェルトキット 作成の流れ
今回購入したパンダの作成キットには白、黒、クリーム色、オレンジのフェルトがセットになっています。
フェルトは手で簡単に裂けるくらいふわふわ。
フェルトはそのまま使用するのではなく、頭や身体、手足などフェルトを各パーツに分けてから使います。
この分けたフェルトをニードルで刺し固めていくのが主な作業。
繰り返し刺していく内に、ふわふわだったフェルトが硬くまとまりのある感じに!
刺し固めてパーツを作った後、それぞれを繋げていきます。
パーツを繋げるときに活躍するのもニードル。
くっつけたいパーツを刺しつけていくと、フェルトの繊維が絡まり合い固定されていきます。
針で刺すだけでちゃんと形になっていくのがすごい!
ダイソー 羊毛フェルトキット 完成品
実際に完成したものがこちら。
手のひらサイズのパンダができました。
このミニサイズ感が可愛い♪
パッケージのお手本を見ながら作ったものの、顔が全然違う……
でも、自分で作っただけあって愛着は湧いてきます!
ダイソー 羊毛フェルトキットで作品を作ってみた感想
刺すだけなので単調で簡単な作業だと思っていましたが、実際にやってみると意外と難しい!
注意してやっていたつもりでも、何度か針が指に当たり痛い思いをしたことも(汗)
バランスを考えながら作ることに苦労
顔のボリュームが足りなくて後からフェルトを足したり、逆に鼻や口に使う黒いフェルトの量が多すぎてやり直したり……
なかなか見本のようにはいかず「可愛く作る」という点が難しかったです。
完成までにかかった時間は目安時間の倍!
作成時間は2.5時間~となっていますが、実際5時間くらいはかかったと思います。
何度かやり直した所為もありますが、ニードルで形を作っていくのは意外と時間がかかる作業でした。
細かい作業が好きなら楽しめる
ニードルで刺し続けるという手元だけで完結する作業。
地味ではありますが、無心でできる感じが私は楽しかったです。
刺し続ける内に徐々に形になっていくのも嬉しかったです!
ぬいぐるみを作るよりもかなりハードル低く作成できると思います。
必要な道具もキットでほとんど揃う点もよかったです。
初心者ではサクッと簡単に作れるものではないと思いますが、以下の点でおすすめ。
- 110円で始められて初期投資が少ない
- 予備知識なしで始められる
- 場所を取らない
- 同じ作業の繰り返しで没頭できる
気になった方はぜひ実践してみて下さい!
初心者でもクオリティの高い作品を目指すなら、ハマナカさんの羊毛フェルトキットがおすすめ。
デザインのバリエーションが多く、キャラクター感のあるものからリアリティのある動物デザインまで様々。
実際にキットで「ネコ」を作ってみた感想をご紹介しています↓
失敗回避!ダイソー 羊毛フェルトキット作成で注意したいポイント
実際にやってみて「失敗したかも」と感じた場面が何度か……
羊毛フェルトキット作成で気を付けたいポイントをご紹介していきます。
- 毛羽立ちが多い
➡ 表面だけでなく奥までしっかり刺す - 形が歪になってしまう
➡ フェルトを足して修正 - 刺したパーツを取り外すと繊維が残る
➡ なるべく取り外しは避ける・取り外した場合は同色のフェルトを被せてカバー
毛羽立ちが多い
パーツを繋げて一見完成したものの、毛羽立ちがすごい!
「刺し足りない?」と飛び出ている毛をしまい込むつもりで刺し続ける作業を続行。
結果、かなり毛羽立ちを抑えることができました。
毛羽立ちがすごい場合はそもそも刺し足りない可能性が!
表面だけをサクサク刺すよりも奥までしっかり刺し固めるつもりで刺した方が毛羽立ちを抑えられるように感じました。
形が歪になってしまう
パーツを作る段階では左右対称にできたつもりでも、組み合わせてみるとなんだか歪に見える……
大方刺し終わった後に形を修正したいなと感じることが。
片頬のボリュームが足りなく感じたためフェルトを追加しました。
あとからフェルトを足しても特に違和感なく仕上がりました。
ボリュームが足りないならフェルトを追加してカバーできます!
刺したパーツを取り外すときは繊維の残りに注意
フェルトを追加するのは問題なくできますが、逆に既に刺し固めた部分を取り外すのは難しいなと感じました。
下の画像は一度付けたひよこの目(黒いフェルト)を取り外したところです。
目の黒い糸が残ってしまいました。
黒い糸だけ取り除こうとしても、うまく取れない!
繊維の絡まりがあるので、一度付けたものを綺麗に取り外すのは難しそう……
結局黄色いフェルトを上に追加して黒い糸を隠すように補修しましたが、取り外そうと引っ張ることで形が崩れたり、他の部分にも繊維の絡まりがおきたりする恐れも。
なるべく取り外しは避けた方がよさそうです。
まとめ
ダイソーの羊毛フェルトキットを購入、実際に作品作りをしてみた感想をご紹介しました。
同じ作業の繰り返しなので、そこまでテクニックが求められるものではない気がしますが、全体のバランスとか仕上がりの感じとか、センスや根気が求められる作業だとも思います。
ハンドメイドや細かい作業がが好きな方はハマると思います♪
110円で始められるので興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。